客室供給上無視できない存在になったホテルだが、宿泊産業のリーダーとなったのは、昭和四十年代以降のことといってよい。四十年代、ホテルの年平均成長率は、軒数でも一六・〇%、客室数では一六・二%に及ぶ。同期間における旅館の年平均増加率が軒数で一・○%、客室数で四・〇%にとどまったのに対し、ホテルの成長はきわめて急速だった。一方『国際観光ホテル整備法』による登録ホテルは、平成二年現在六一九軒、一一万六六一五室となっている。
[Pick Up]
新玉川温泉
http://www.jalan.net/yad354300/
メルパルク長野
http://www.jalan.net/yad326903/
高知市 ホテル
http://www.jalan.net/hotel/390000/NO_101749/
金沢 宿泊
http://www.jalan.net/190000/LRG_192000/
徳山 ホテル
http://www.jalan.net/hotel/350000/STA_990502/
登録ホテルがホテル業界全体に占める比重は、年を追って低下してきた。しかし施設規模が大きいこともあって、客室供給上はホテル全体の三〇・五%と一大勢力を形成している。ホテル業界全体ほどではないにせよ、登録ホテルも四十年代に著しい成長を示した。この間の成長は、一四三軒から三三八軒へ、年平均成長率は軒数ベースで九・〇%に及ぶ。さらに客室数の増加は軒数増をしのぎ、同期間の平均で一一・三%に達する。軒数増加率を客室増加率がしのいでいるという事実は、施設の大型化が進んだことを意味している。ちなみに登録ホテルの一軒当たり客室数は一八八・四室(平成二年)で各種宿泊施設中最大である。